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猫用の自動給水器を使うのを辞めた理由【循環型は気が抜けない】

「毎日水を変えるのは面倒」
「いつでもきれいなお水を飲ませてあげたい」

そんな思いから猫用の自動給水器を使用している方は多いのではないでしょうか。

しかしその考え、逆効果かもしれません。

この記事では、私が愛猫に自動給水器を使うのを辞めた理由をご紹介していきます。

これから自動給水器を使おうと検討している方や現在進行形で利用している方の参考になれば幸いです。

※この記事でご紹介する内容はあくまで個人の感想です。使わない方がいい・使うべきではないという意味ではありませんので、ご理解のうえお読みください※

猫用の自動給水器にはどんなものがあるの?

ペット用の自動給水器には大きく分けて2つのタイプがあります。

①循環型(ウォーターファウンテン)・・・フィルターを通してろ過することで、清潔な水を維持することができる
②ディスペンサー型(ウォーターディスペンサー)・・・電源不要でどこにでも設置でき、お手入れも簡単

我が家で使用していたのは①の循環型の自動給水器です。

猫用の自動給水器のメリット・デメリット

ここからはメリットとデメリットについて詳しくお話していきます。

循環型のメリット

参考:ジェックス(株) ピュアクリスタル

一番のメリットは、きちんとお手入れをすればいつでもキレイな水を与えることができるという点です。

また、普段水をあまり飲まない猫でも流水になると飲むようになることも多いようで、水不足になりがちな猫にとって良いアイテムですね。

さらに、一般的な水入れよりも容量が多いため、長期外出時などでも水を切らすことがないというのは大きなメリットと言えるでしょう。

循環型のデメリット

流水というのはメリットでもありますが、猫によっては水を怖がって飲まなくなるケースもあります。
また、電気代やパーツの交換費用がかかるのもネックですが…

一番のデメリット、この記事の本題「私が猫に自動給水器(循環型)を使うのを辞めた理由」はお手入れが大変だからです。

循環型の自動給水器は、水をいちいち入れ替える手間が省けるというメリットがありますが、その代わりに綺麗を保つためのメンテナンスが必要になります。

一般的なメンテナンス方法は、

①分解
②本体を洗う
③フィルターを洗う(または交換)
④ポンプを洗う(または交換)
といった手順で、洗浄には中性洗剤や塩素系漂白剤を使用します。

メンテナンスの頻度は1週間~1ヶ月に一度と、商品によって異なります。

これを面倒に思わないという方はなかなか少数派ではないでしょうか。

いつでも水が清潔な状態というメリットは確かにありますが、この手間を考えると一日のうち何度か水を入れ替える方が手軽だと感じてしまいます。

お手入れを怠るとどうなるの?

自動給水器は毎日洗う必要はなく、数日おきや1週間ごとでOKとされています。
しかし実際に使用した感想としては、2~3日経つとすぐに本体内部のプラスチック部分がヌルヌルしてきます。

また、お風呂場などでよく見かけるピンクカビがプラスチック部分やフィルターに発生することもあります。
このピンクカビ、実はカビではなくロドトルラという酵母菌で、基本的にはピンクカビの影響で体調を崩したりといったことはなく無害なものです。
とは言え菌であることに変わりはなく、放っておくと黒カビの原因になってしまいます。

さらに、循環型に必ず付いているパーツのひとつ「フィルター」に関しては、お手入れを怠るとピンク色に染まってしまいます。

フィルターは中性洗剤を使うことができないため、水で洗い流すだけのメンテナンスになります。
交換すれば済む話ですが、頻繁だとコスパが悪くなるし、しっかりと洗えない状態で使い続けるのも衛生的に気持ちのいいものではありません。

フィルターに虫が湧くこともあります。
フィルターに発生する虫の正体はチョウバエの一種で、このチョウバエは湿った場所を好んで産卵するという習性を持っています。
外部から来たチョウバエが自動給水器に産卵し、羽化してしまうことがあり、これを防ぐのはなかなか難しい問題です。
チョウバエが発生した給水器や水が健康に害があると言えばそうではないのですが、ピンクカビ同様気持ちの良いものではありません。

ディスペンサー型のメリット

参考:Yahooショッピング NewSoulウォーターディスペンサー

ディスペンサー型の自動給水器は、循環型とは違って電源を使用しません。
そのため、置き場所を選ばず、電気代もかからないというメリットがあります。

また、作りもタンク部分と給水部分という少ないパーツで出来ており、シンプルな設計だからこそお手入れも簡単

空のペットボトルを差し込むだけの商品もあります。

ディスペンサー型のデメリット

水をろ過したりするわけではないので、ゴミやホコリが浮いてしまうというデメリットはあります。

また、循環型と同じく、きちんとお手入れしないとヌルヌルやピンクカビが発生してしまいます
ただし比較的シンプルな作りのものが多いので、簡単なお手入れで済むでしょう。

結局なにがおすすめなの?

ここまでご紹介してきた内容をまとめると、

各タイプの特徴
コスト容量水替え頻度お手入れ難易度お手入れ頻度お手入れ頻度(推奨)
循環型ランニングコストがかかる多い2~4週間難しい1週間程度2日に1回程度
ディスペンサー型初期費用のみ普通2~3日普通1週間程度2日に1度程度
一般的な器初期費用のみ少ない毎日簡単毎日毎日
こういう人におすすめ
循環型こまめなメンテナンスやパーツ交換ができる
ディスペンサー型簡単なお手入れなら苦にならない
一般的な器水の入れ替えが億劫ではない

まとめ

我が家では現在、ディスペンサー型の自動給水器を使用しています。
大きな理由は下記3つです。

★パーツが少なくて洗いやすい
★大容量
★電気代が掛からない

たまにホコリが浮いているのを見かけますが、気づいた時に水を入れ替えればOKという手軽さを考えればデメリットには感じません

\我が家で使用している商品はコチラ/

ここまで否定的な意見ばかりですが、間違えて欲しくないのはしっかりと細部までメンテナンスができる方にとっては、循環型の自動給水器は非常に良い商品だということです。

ただし、どうしても洗えない部分は存在するのでそれを許容できるかどうか?という点も考えておきましょう。

ここまでお付き合いいただいた皆さんはいかがでしょうか。

人によって許容範囲や何を苦に感じるかというのはさまざまです。
何が愛猫にとって、そして自分にとってベストな選択なのか、思考停止せずに考えをアップデートし続けていきたいですね。

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