猫との暮らしに欠かせない猫用トイレ。実に様々な種類があり、愛猫の好みや飼い主さんのライフスタイルなどによっても最適なものが変わってくるので、なかなかベストを選ぶのは難しいものです。
そこで今回は、数ある猫用トイレの中から、本気でおすすめできる製品を厳選してご紹介。
システムトイレや自動トイレって実際どうなの?という方のために、トイレタイプ別にそれぞれの特徴なども解説していきます!
- 猫用トイレにはどんなタイプがあるの?
- システムトイレ
- 自動トイレ
- 子猫におすすめのトイレ3選
- 「アイリスオーヤマ ネコのトイレ390」(1,180円)
- 「ユニ・チャーム ペット デオトイレ 子猫から5kgまでの成猫用」(1,311円)
- 「SunRuck(サンラック) 半自動猫用トイレ」(5,980円)
- 大型猫におすすめのトイレ3選
- 「HY cat (ハイキャット) ジャンボ」(3,597円)
- 「デオトイレ 快適ワイド」(4,500円)
- 「自動猫トイレ キャットロボット Open Air(オープンエアー)」(55,913円)
- 最強トイレおすすめ5選(一般的な大きさの成猫向け)
- 「リッチェル Richell コロル ネコトイレF60」(1,980円)
- 「アイリスオーヤマ 掃除のしやすいネコトイレ」(3,380円)
- 「ユニ・チャーム デオトイレ セット ハーフ ナチュラルアイボリー」(2,728円)
- 「アイリスオーヤマ 上からシステム猫トイレスターターセット」(5,377円)
- 「NEWペッツリースマホ対応 全自動猫トイレ」(52,998円)
- まとめ
猫用トイレにはどんなタイプがあるの?
まずは、猫用トイレのタイプから見ていきましょう。
猫用トイレは、箱型タイプ・システムトイレ・自動トイレが代表的です。
それぞれどんな特徴やメリット・デメリットがあるのか簡単にご紹介していきますので、ご自身のライフスタイルや愛猫のトイレ事情と照らし合わせながらチェックしてみて下さい。
箱型(一般的なトイレ)
箱状のトイレの中に、水分を含むと固まる猫砂を入れて使う一般的なタイプのトイレです。
猫が排泄すると濡れた部分の砂だけが固まり、これを取り除くことで清潔をキープします。
初期費用&ランニングコストがかからず、お手入れもしやすいのが箱型トイレのメリット。
丸洗いの頻度が高めな多頭飼いのご家庭などにおすすめです。
お掃除に関しては重要なポイントで、排泄物をそのまま放置すると、繊細できれい好きな猫は臭いなどを不快に感じてトイレを我慢してしまうことも。
長時間のお留守番が多く、こまめなお掃除が難しいご家庭などは他のタイプのトイレを検討してもいいかもしれません。
システムトイレ
システムトイレは、猫の尿が砂とすのこ状の中板を通過して下に落ち、シートなどで吸収する仕組みになっています。
尿が染み込まないよう撥水加工されている専用砂を使うので、濡れても固まることはありません。1〜1.5ヶ月に1度程度、トイレ砂の全交換が必要です。
排泄物は便だけを取り除けばOKなので、忙しくて掃除をする時間がなかなか取れない方でも清潔をキープしやすいのがシステムトイレの魅力。
また、白色のシートを選べば尿の色が分かりやすいので、下部尿路系のトラブルが心配な猫の日々の尿チェックにも役立ちます。
どうしてもコストは多少上がるのですが、お手入れはかなり楽になるので妥当と捉える方も多いでしょう。
本体の丸洗いは砂の全交換のタイミングで行えば良いので頻度は高くないのですが、ネックになりそうな場合はなるべくパーツが少ないものを選ぶのもポイントです。
自動トイレ
猫の排泄をセンサーなどで感知し、排泄物を自動でゴミ箱部分に移動させ掃除してくれる自動トイレ。
飼い主さんは定期的にダストボックスの中の排泄物を捨てたり、トイレ砂(固まるタイプ)を補充するなどの簡単なお手入れのみで清潔を保てます。
こまめな掃除が不要なので、長時間(長期間)の外出が多いご家庭などでは特にメリットを感じやすいトイレタイプです。
スマホアプリと連動した見守り機能付きの製品もあり、お出かけ中も愛猫のトイレの使用状況を知ることができます。
高機能なだけあり、価格の相場は5〜10万円と高いのが一番のネックです。
また、独特な形状や自動で動く仕組み、動作音などが気になって、猫が使ってくれない可能性も。
値段が値段なだけに、購入前には製品の特徴をよく調べた上で愛猫が使えるものかどうか慎重に検討する必要があります。
子猫におすすめのトイレ3選
それでは、実際におすすめの猫トイレをチェックしていきましょう!
理想的な猫用トイレの大きさは体長の1.5倍程度と言われており、成長や体格に合わせてサイズを変えてあげる必要があります。
ということで、まずは子猫におすすめのトイレからご紹介。
子猫のうちは体が小さいので、トイレに入りやすいようあまり高さや深さがないものを選んであげましょう。
「アイリスオーヤマ ネコのトイレ390」(1,180円)
ケージの中にも納まる、子猫にぴったりサイズの猫用トイレ。
置き場所を選ばずスッキリ設置できる箱型タイプのコンパクトな猫用トイレ。
シンプル構造で丸洗いも簡単です。
入り口側が低くなっているので子猫のトイレトレーニングにぴったり。
日本の猫をイメージした白・黒・三毛の3色展開も、猫好きの心をくすぐります。
「ユニ・チャーム ペット デオトイレ 子猫から5kgまでの成猫用」(1,311円)
子猫から快適に使える、締め切った部屋でも匂わないシステムトイレ。
ケージに納まるコンパクトさながら、ある程度愛猫が成長してからも使えるサイズ感は魅力です。
他社製品と比べてシステムトイレとしては手頃な価格や、猫型の可愛らしいフォルムもおすすめのポイント。
入り口部分は低くなっているので、もちろん初めてのトイレにも◎。
早めにシステムトイレに慣れさせたい場合にもおすすめです。
「SunRuck(サンラック) 半自動猫用トイレ」(5,980円)
本体を上下に動かすだけでお掃除を完了できる半自動猫用トイレ。子猫に全自動は心配な方に!
「子猫に全自動トイレは何となく心配。でもお掃除の手間はなるべく減らしたい!」という方におすすめしたいのがこちらの半自動タイプ。
固まる砂をセットし、排泄物が溜まったらトイレ本体を上に持ち上げて砂と排泄物を奥に流し込みます。
すると、奥でふるいにかけられ、排泄物だけがゴミトレイに入りキレイな砂だけが元に戻ってくるという仕組み。
子猫から成猫まで対応可なので、多頭飼いで掃除の頻度が高いご家庭にもぴったり。
入り口に少々高さがあるので、子猫のうちは空き箱などでステップを作ってあげて下さい。
大型猫におすすめのトイレ3選
続いては、大型の猫におすすめの猫用トイレ3選です。
大きめの猫は、トイレの中で体の向きを変えられるほどの幅や奥行きがたっぷりあるかどうかがポイントです。
「HY cat (ハイキャット) ジャンボ」(3,597円)
アメリカ製のシンプルな猫用トイレ。凸凹が少なく丸洗いも簡単。
インテリアの邪魔をしない、シンプルで洗練されたデザインが特徴のHY catシリーズ。こちらは大型猫向けのジャンボサイズです。
スッキリした縦長デザインで、奥行きはたっぷり61cmあるので大型猫も楽々方向を変えられます。
しっかり深さもあり、砂の飛び散り防止はもちろん、スプレー行為の習慣がある雄猫の飼い主さんにも嬉しい作りです。
「デオトイレ 快適ワイド」(4,500円)
システムトイレ「デオトイレ」のワイドタイプ。ゆとりある排泄スペース設計で大型猫や複数飼いにおすすめ。
システムトイレ「デオトイレ」のワイドタイプです。
横長デザインのこちらは、何と横幅が67cmのゆとりたっぷり設計。
壁も高く猫をすっぽり包んでくれるので、パワフルな猫が思い切り砂を掻いても飛び散りをバッチリ防いでくれます。
専用砂と専用シートの消臭力が非常に高い製品なので、大型猫はもちろん多頭飼いのご家庭にも向いています。
「自動猫トイレ キャットロボット Open Air(オープンエアー)」(55,913円)
猫の大きさをセンサーが感知する全自動猫用トイレ。大型猫も使いやすいようアップグレード。
オーエフティー社より発売されている、まさに未来型と言えるデザインが印象的な全自動猫用トイレ。
前モデルから改良が加えられ、より大型に進化しています。
猫がドーム内に入るとセンサーが重量を感知して、自動洗浄をスタートする優れもの。
排泄物が溜まるコンテナは、臭いを軽減する炭素フィルター付きで18ℓと大容量!
多頭飼いでお掃除が大変な方にもおすすめです。
最強トイレおすすめ5選(一般的な大きさの成猫向け)
最後に、一般的な大きさの成猫向けのおすすめ猫用トイレ5選をご紹介します。
コスパの良さ、お手入れのしやすさ、おしゃれさなど、重視する点は人それぞれだと思いますので、各製品のおすすめポイントをご参考にしながらチェックしてみて下さい!
「リッチェル Richell コロル ネコトイレF60」(1,980円)
プラスチック製でお手入れしやすい箱型タイプ。初めて猫を飼う方にもおすすめ、安心の日本製。
オーソドックスなオープンタイプの箱型トイレで、凸凹が少なくお手入れしやすさ抜群。
一般的な大きさの猫から大型猫まで対応可能なゆったりサイズで、多頭飼いのご家庭にも最適です。
猫用トイレには珍しいパステルカラーも魅力で、パープル・ベージュ・ライトブルーの3色からインテリアに合わせて選べます。
内側に砂の目安ラインが付いており、適量も分かりやすくなっています。
「アイリスオーヤマ 掃除のしやすいネコトイレ」(3,380円)
お手入れのしやすさを追求したこだわりのデザイン。フード付きトイレが好きな猫にも。
前面カバーがフルオープンできるので、簡単にお手入れできるフード付き箱型トイレ。
固まった砂や排泄物をまとめて捨てられる便利なダストボックスや、すのこ状の砂落としマットもついており肉球に挟まった砂も落とせるなど配慮が豊富。
カバー上部には専用脱臭剤を入れるケースも付いています。
「ユニ・チャーム デオトイレ セット ハーフ ナチュラルアイボリー」(2,728円)
程よく高さのある壁が砂の飛び散りなどを防いでくれる、システムトイレの決定版。
数あるシステムトイレの中でも、コスパ、デザイン、消臭力、使いやすさのバランスが優れているデオトイレ。
こちらはハーフカバータイプで、砂の飛び散りやスプレーを防げる高さがありながら、フルカバーほどの圧迫感がないのもポイント。
オープンタイプの箱型トイレからシステムトイレに切り替える場合などにもおすすめです。
「アイリスオーヤマ 上からシステム猫トイレスターターセット」(5,377円)
猫が上から入れるシステムトイレ。お掃除しやすいシンプル構造も魅力。
猫用トイレのバリエーションが豊富なアイリスオーヤマから発売されている、上から入るタイプの猫用トイレ。
隠れながら用を足したい猫にピッタリな、姿がすっぽり隠れる形状は、砂の飛び散りや匂いも防げて飼い主さんにも一石二鳥。
潜ったり飛び乗ったりするのが大好きなわんぱくタイプの愛猫にもおすすめです。
「NEWペッツリースマホ対応 全自動猫トイレ」(52,998円)
高い安全性と静かな動作音で、初めての全自動トイレに最適。
シンプルでおしゃれなデザインがインテリアに馴染む、ペッツリーの全自動猫用トイレ。
信頼性の高い東芝製チップや高強度コード採用で、安全性も抜群です。
動作音も家庭用エアコンと同じくらいの静かさというのは嬉しいポイント。
さらに、専用アプリでスマホに猫のトイレ使用状況などが届く見守り機能付き!
外出中も愛猫の健康チェックができるなんて、愛猫家にはたまりませんね。
まとめ
おすすめ猫用トイレをご紹介してきましたが、気になるものは見つかりましたか?
なかなかベストを選ぶのが難しい猫用トイレですが、お伝えしてきたトイレタイプ別の特徴や、各製品のおすすめポイントなどをご参考に、じっくり検討してみて下さいね。
愛猫がリラックスして使える、ベストな猫用トイレが見つかりますように!