「うちの猫の口が臭い」
「あくびをすると生臭いにおいがする」
「グルーミングした場所が臭い」
そんなお悩みを持つ飼い主さんは多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、猫の口臭の原因や治し方、おすすめデンタルケアアイテムについてご紹介していきます。
猫の口臭の原因は？
まずはなぜ猫の口が臭くなってしまうのか、その原因を解明していきましょう。
考えられる理由は大きく分けて3つです。
①歯のケア不足
②病気
③加齢
①歯のケア不足
口臭の原因として最も多いのは、デンタルケアが不足しているということ。
人間同様、デンタルケアを怠ると食べカスがたまり、歯石が増えることで口臭に繋がります。
②病気によるもの
歯肉炎、歯周病、口内炎など口腔内の病気が原因で口が臭くなる場合があります。
また、猫がかかりやすい腎臓関連の病気によって口臭を引き起こすこともあります。
③加齢によるもの
歯石は年齢を重ねるにつれて増えていき、ひどい口臭が起こる原因になります。
また、加齢によって歯が抜けてしまった場合も、歯が抜けた後のスポットに汚れがたまり口臭になります。
子猫なのに口臭がひどい、そんな時は歯の生え変わりが原因として考えられます。
猫は生後4か月～6か月で乳歯から永久歯へ生え変わりますが、この生え変わりの際に食べカスがたまり口臭を引き起こしてしまいます。
ただし生え変わりが原因の口臭は、生え変わりが終われば自然になくなるケースがほとんどですので、特別なケアは不要です。
おすすめのデンタルケア
一番良いのは子猫の頃から歯磨きを習慣化し、口臭の代表的な原因である「ケア不足」を防ぐことです。
とは言え、成猫の場合は今から歯磨きを習慣化するのは難しいですよね。
そういった場合は次にご紹介するデンタルケアができるアイテムを上手く活用してみましょう。
デンタルサプリ・おやつ
口臭予防のサプリは粒タイプ、粉タイプ、スプレータイプと様々な種類のものが販売されています。
水やご飯に混ぜることができるものもあるので、猫に合わせて選びましょう。
また噛むことで歯の汚れを落とすデンタルスナックは取り入れやすいのも魅力です。
おやつとは違いますが、毛玉ケアとして有名な猫草は歯石予防にも効果があります。
毛玉ケアも一緒にしたいという方は猫草を試してみるのもいいでしょう。
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「歯ブラシは難しい」「おやつは頻繁にあげたくない」
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歯磨きジェル・シート
歯磨きジェルは飼い主の指にジェルを付けて猫の歯をこする方法です。
歯磨きシートは、ウェットティッシュのような形をしており、飼い主の指に巻き付けたシートで猫の歯をこすって汚れを落とします。
どちらも猫の口に指を入れる必要があるので、サプリやおやつを与えるよりハードルは高いのですが、歯磨きと同じような高い効果が得られるのでぜひチャレンジしてほしいアイテムです。
また、ゆくゆくは歯ブラシを使ったケアをしたいと考えている場合は、口を触られることに慣れさせるためのステップとして取り入れておきたいですね。
デンタルおもちゃ
デンタルケアができるおやつと同じく、噛むことで歯についた汚れを落とすことができるおもちゃも多数販売されています。
ロープやボール、ぬいぐるみと様々なタイプが販売されていますが、よく遊ぶおもちゃの傾向を見て選ぶといいでしょう。
おもちゃを与えるだけなので、はじめてのデンタルケアとして最適です。
まとめ
以上、猫の口臭の治し方についてご紹介しました。
猫の口臭は普段のケアで予防することができます。
起こってしまった口臭は、今回ご紹介したデンタルケアアイテムの中から取り入れやすい方法を試してみてくださいね。
ちなみに我が家の猫も口臭がひどかったのですが、歯磨きシートで定期的にケアすることで全く気にならなくなりました！
※あまりにもひどい場合は病気が原因かもしれません。病院へ相談するのも忘れずに！
